【時事】ヒートショックとは?
皆さま、こんにちは。
横みちブログです。
家庭内での事故、特にヒートショックについてご存知でしょうか?
先日亡くなった女優さんの死因が、ヒートショックではないか?と言われていますね。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす現象です。特に高齢の方にとっては非常に危険な事態となります。
実は、自宅における入浴中の死亡事故死は交通事故死を上回ると言われています。※交通死亡事故の約7倍です!
例えば、寒い冬の夜中や朝方に暖かい布団から出たとき、血圧は急激に上昇します。これは、冷えた空気に触れることで血管が収縮し、血圧が急激に高くなるためです。
特に高血圧の方や心臓に持病のある方にとっては、非常にリスクが高まります。
また、寒い脱衣所から服を脱いでお風呂に浸かる際も同様です。冷えた脱衣所では血圧が上がりがちですが、温かいお風呂に入ると今度は血管が急に拡張し、血圧が急降下することがあります。
この急激な血圧の変動がヒートショックを引き起こしやすいのです。
工務店として、こうしたリスクを軽減するために以下のような対策をおすすめしています!
断熱性の向上:家全体の断熱性能を高め、室内温度のバリアフリー化を図ることで、急激な温度変化を防ぎます。
浴室暖房の設置:お風呂場や洗面所に暖房設備を導入し、温度差を少なくすることでヒートショックを防止します。
適切な換気:湿気やカビの防止だけでなく、温度調整のためにも適切な換気は重要です。
交通事故は確かに危険ですが、ヒートショックもまた見過ごせない家庭内の危険です。意外な事実ですよね。
日常生活で身近にあるこのリスクを理解し、予防策を講じることが大切です。
安全で快適な住環境を提供するために、工務店としてお客様一人一人のニーズに合わせた提案をさせていただきます。
古い家でどうしようもないだろうと考える前に一度どなたかに相談してみてくださいね!
電気代節約につながったりもするかもしれませんよ。