施工実績一覧

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    スタジオ併設社屋 ...

    延べ床面積:94.57㎡
    仕事柄、商品のお写真を撮ることも多いため自社屋にて撮影も行えるようにと事務所倉庫にスタジオも併設しました

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    人がいっぱい集まる家 ...

    延べ床面積:154.02㎡ / 敷地面積:274.74㎡
    お施主様のご要望:沢山人が集まる家にしたい!とのご要望からお客様をお通しする動線にもこだわりました。ついつい長居したくなるような落ち着く雰囲気に。

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    住むほどに「味わい」が増す家 ...

    延べ床面積:149.20㎡ / 敷地面積:386.48㎡
    お施主様のご要望:たっぷりと自然を感じたい!

保証とメンテナンス

建物の保証
建築中は工事検査を第三者機構が行います。
工事の実施状況、工事の出来形・品質・出来栄えについて調査検測し、工事請負契約書並びに設計図書と照合して、 工事の適否を判定・評価し、公共工事の適正かつ効率的な施工を下記の第三者機構により行います。基礎、躯体の検査もそれぞれ行います。
株式会社 日本住宅保証検査機構(JIO)>>https://www.jio-kensa.co.jp/index.html

地盤保証
地盤保証とは地盤のトラブルによって住宅に損害が発生した際に、建物や地盤の修復費用などを保証する制度です。
地盤保証の適用を受けるには、まず地盤保証機関に加入している建築会社を選ぶ必要があり、手続きは建築会社が行います。
一般的な流れとしては、建築会社からの申請を受けて、着工前に地盤保証機関が地盤調査行います。そして地盤保証機関の調査結果に基づき、その地盤の状況に適した基礎の仕様や地盤改良工事を提案、実施します。

アフターメンテナンス
ここに棚があったらよかったな、扉が閉まりにくい、変な音がするなど、暮らしのなかで気になることがあれば何でもお気軽にご相談ください。
私たちは、家をお引渡しして終わりではなく、お引渡しの後から始まるという信念のもと、細やかでスピーディなメンテナンスを心掛けています。
お気軽にご連絡くださいね。

コンセプト

MOROKEN STYLE

家づくりにおいて、大切にしていること
~年間7棟限定の家づくり~

1、年間7棟限定
MOROKENは、小さな地場工務店です。
無理な棟数を追うと、どうしても丁寧な仕事ができません。
細部まで丁寧な仕事をしたいから、年間棟数を限定しています。


2、少数精鋭のメンバー
沢山の職人やスタッフがいれば、お家はスピーディに完成します。
しかし、大人数に同じ情報を正しく伝達するのはとても困難。
融通を利かせた家づくりを心がけているので、1棟1棟を息の合った仲間たちと最後まで丁寧に仕上げます。転勤もないため、担当者が分からなくなったという事もありません。

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3、会社から半径40㎞以内が施工エリア
お家づくりは、完成してから永いお付き合いをさせていただくものと考えています。
だから、お家のことで困った際はすぐにかけつけられるよう、施工エリアは会社から半径40㎞以内としています。


4、誇大広告をしない
MOROKENは、あまり広告費をかけません。
ご紹介が多いからこそ、お客様に還元できるよう、誇大広告をいたしません。


5、100年続く地場工務店を目指して
地元で50年、沢山の方に支えていただきながら営んでまいりました。
皆さまからいただいた「信頼」をこれからも大切にしていくためにも、常に親切・丁寧を心がけ、100年続く地場工務店を目指します。

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高性能住宅工法

MOROKENは健康で安心、高性能な家づくりをします。

省エネ(高気密高断熱)
高気密高断熱のポイントは、断熱材と窓選び。
MOROKENは、ZEH住宅(断熱等級5)が標準の家づくりをします。
※ZEH住宅とは?
家庭で消費するエネルギーと太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする住宅を指します。

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~建てる前に知っておきたい性能のコト~
2030年以降は、ZHE以上の性能住宅でないと、建物が評価されない家になります。
将来、家を売却するかもしれないという選択肢がある場合、家の性能が評価されます。2030年以降に売却する場合、家の性能がZEH仕様以上でなければ、建物の価値は評価されません。

MOROKEN取り扱い断熱材断熱材にも様々な特徴があります。予算や環境に応じて、ご提案いたします。

<フォームライト>
ノンフロンの硬質ウレタンフォームで、対象物に吹付けられると瞬時に反応を開始し、数秒で数十倍に発泡し、わずかな樹脂との空気からなる発泡体を形成。家の形やサイズに囚われなく柔軟性のある断熱材です。
詳しくはコチラ>>https://www.foamlite.jp/

<FPパネル>
経年による性能劣化がほとんどないのが特徴です。 高断熱・高気密はもちろん、耐久性や安全性も末長く維持され続けます。 耐水性に優れたウレタンフォームの強みを最大限に引き出すことで結露や湿気を寄せ付けず、躯体そのものの品質劣化も防ぎます。
詳しくはコチラ>>https://www.fpcorp.co.jp/products/fppanel/

<スーパーウォール>
公的に耐火性と耐震性が認められているパネル工法を取り入れ、断熱効果はもちろん、「防火構造」「準耐火構造」において、国土交通省の大臣認定を取得、耐力壁の強さを示す「壁倍率」の大臣認定も取得するなど、断熱性能以外にも高性能です。
詳しくはコチラ>>https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/

MOEOKEN取り扱い窓予算やデザインに応じてご提案いたします。

<サーモスⅡ-H>
窓は、アルミサッシと樹脂サッシのそれぞれの長所を融合した「ハイブリッド窓」を使用しています。
ハイブリッド窓は、熱貫流率が低く家の内外での熱の出入りが少ない高断熱の窓です。このため、冷暖房時の熱の流出入を防ぎ省エネ効果が見込めます。
さらに、断熱化された家は、ヒートショック対策にも効果的です。

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<トリプルガラスTW>
室内側と室外側にLow-Eガラスを採用し、中空層には熱伝導率が低いクリプトンガス/アルゴンガスを封入。
さらに、トリプルガラスの中間ガラスに1.3mmという特殊薄板ガラスを採用することで断熱性と軽さを両立した窓です。
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◆耐震
MOROKENがつくる家は、耐震等級3相当が標準レベル。
それは、家をつくる工法がポイントです。

<パネル工法>
一般的な木造建築の在来軸組工法は、柱や梁などを組み上げて家の骨格を作り、筋かい等の「軸」構造の強度を作るを工法となりますが、パネル工法は軸組に耐震部材としての「耐力壁」を「面」として組み込み、さらなる強度を引き出す工法です。
面で作る丈夫な箱構造の建物は、変形などを最小限に抑えることができる、強い剛性を備えた建物となります。
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<制振ダンパー>
壁や柱などの近くに設置することで、地震の揺れを吸収してくれる装置で、家の歪みや傷を最小限にします(※プランにより設備が異なります)
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◆耐久
家も長生きする秘訣は、「湿気がない家」「シロアリが寄り付かない家」
しっかりと対策することで、家もずっと元気で長生きします。

湿気がない家~断熱材~
硬質ウレタンフォームは、吸水性実験からも水を通しにくい素材であることが実証されており、型くずれなどがなく、高い断熱性能を長年にわたり保ち続けることができます。
また、断熱材のメーカーによっては、無結露保証があります(スーパーウォール、FP)
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湿気がない家~内装~
呼吸をする、自然素材。
漆喰壁や無垢床などの自然素材は、調質効果があり、いつも快適でキレイな空気にしてくれます。

<漆喰壁>
お部屋の湿度を快適に保つ調湿効果、生活臭やペットのニオイにも効果的な消臭効果、シックハウス対策にも効果的な有害物質の吸着、光触媒の効果で防カビ・抗菌効果、さらには静電気が起こりにくい、 汚れにくく耐久性にも優れているなど、1つの塗り壁で多彩な機能をもつ漆喰壁です。
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<ミネラル珪藻土~>
99%ミネラル成分の粘土と、天然白色珪藻土でつくられた塗り壁材です。
抗菌効果に優れ、健康被害を及ぼす食中毒菌の繁殖を抑えることから、病院や学校の食堂などにも多く使用されています。
また、天然ミネラル成分がタバコやペットの匂いなど生活臭を吸着し、消臭や調湿効果もあります。
木の家にぴったりのナチュラルな色合いで、20色以上から選べるカラーも人気です。
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シロアリが寄り付かない家
<joto基礎パッキング工法>
従来工法では換気できない床下の入り組んだコーナーの隅々まで換気し、湿気を残らず排湿します。
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※10年間無料でシロアリ保証いたします。

<レーベンキュアー>
化学薬品を一切使わない自然・無害・安全の防蟻剤。特殊微粉末木炭と天然鉱石を配合。
シロアリを殺すのではなく、寄せつけない忌避効果が抜群です。
また、加熱しても有毒ガスが発生しません。人体に影響はなく、環境にもやさしい塗料です。調湿効果もあり、床下の湿度にあわせて湿気を吸収したり放出したりという性質をもっており、湿気による腐食からも家を守ります。
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「間取り良し、コスパ良し、人柄良し」三拍子そろった快適な家づくり

大川市 夫婦+子ども3人

大川にある様々なハウスメーカーや工務店のホームページを検索した、というお施主様。
どのように会社を選ばれたのか、そして実際にお住まいになったご感想を聞かせていただきました。

マイホーム計画のキッカケは?

お客様の声色々ありますが、子どもが生まれたのが大きいですね。
借家だったのですが、手狭にもなりますし、何よりも「音」が心配でした。
我が家から大きな音を出してご迷惑かけているのではないか?という心配が凄くありました。

友人を招く事も多くあるので、一番上の子が小学校に上がる前に家を建てよう、という事になりました。


諸富建設にいってみよう!と思ったのは?

ホームページをみていて、これまで建てられたお家の「実例」と「社長の想い」のページに共感しました。
社長というお立場を引き継がれ、今までのやり方ではなく、ご自身のやり方で挑戦する想いに強く共感したんです。
そこにとても興味を持ったのがキッカケです。
すると、たまたま?セミナーをやっていたので、コレに行ってみようか!という事でモロケンさんに会いに行きました。

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どのように建築会社を絞っていきましたか?

お客様の声訪問した数社に、図面の提案をお願いしました。
エステサロン部屋が欲しいけれど、お客様がリビングを通らずにサロンへ行ける動線、物が散らかっているのが嫌なので収納が欲しい、という初めはシンプルな要望のみ。

ご提案くださった図面をみていると、色んな要望が沸いてきて、それに真摯に対応してくださる会社さんを絞っていった形です。
大手ハウスメーカーか地場工務店か、会社の規模や形態は気にしていませんでしたが、ご提案をいただいた後、それぞれ特徴があることを知り、そこから家について様々な事を勉強しましたね。


諸富建設に決めた理由は?

ご提案いただいた図面が、良い意味で面白く衝撃でした。
モロケンさん(諸富建設)の間取りは回遊性だけでなく、サロンに来られるお客様の動線も確保しつつ、私たち家族のプライベートを守る別の動線を確保するご提案でした。
それに、家については初心者の私たちも不明点がないくらい、説明も凄く分かりやすかったです。

  • お客様の声7
    お客様は、玄関からすぐサロンのお部屋へ
  • お客様の声6
    サロンからは、玄関とリビングへそれぞれ別の動線に

また、土地代に費用がかかったので、建物の費用を抑える必要がありました。
しかし色々と家の仕様を決めていくと、アレもしたい、コレもしたいという要望が出てきて、その分の予算が上乗せ。
モロケンさんは、予算が上がらないような代替案を持ってきてくださり結果、予算を下回りました。間取りもいいし、予算も見合うので決めました。

そして何と言っても、人柄ですね。こちらのペースに合わせてくださるし、もし他の会社さんに決めたとしても、お断りの電話をするのも苦にならないくらいの方。
私たちも自然体でいられる、社長のお人柄が本当に良かったです。


実際に住んでみて、凄く良くなった!と感じた所は?

お客様の声8借家は、結露がすごく、カビも気になっていましたが、今はそれが全くないですね。
結露やカビに悩んでいたことも忘れていたくらいです。
特に冬が寒かったけれど、今は年中快適です。

この建物の位置と窓の配置は、土地と太陽の動き対して念密に計算されているらしく、採光計画がバッチリでとっても気持ち良いんです。
窓の位置も数も、ライフスタイルに合わせて全て提案してくださって、その通りにしてよかったです。


ご友人やご親戚など、ご自宅にいらっしゃる皆様の反応はいかがですか?

お客様の声9リビングの広さは他のお家とあまり変わらないのですが、我が家の方が広く見えると言われますね。
そう見えるように、リビングとダイニングの配置をモロケンさんがご提案してくれました。

玄関入ると、真正面にガラスのインテリアが壁に埋め込まれているのですが、それを見て皆が可愛いね!と褒めてくれます。
これはお願いしたインテリアではないのですが、可愛いし気に入っています。
でも完成した後、実はお手洗いの光取りのためだと知って、ビックリしました。
可愛いし、光取りにもなって、一石二鳥です。


諸富建設はどんな会社?と聞かれたら?

全てにおいて、良心的。価格だけでなく、生活のしやすさの提案が本当に良かったです。
モロケンさんは窓口が「初めまして」からお引渡しまで、その後もずっと社長です。
そのため、担当の方にこう言っていたのに現場に伝わってない...という事が一切ありませんでした。
はじめから住んだ後の今も、ずっとスムーズです。
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社長あいさつ

はじめに

「真面目で、いい人がにじみ出ている(笑)」と言われる、細かなところまで気遣いをする工務店、
株式会社 諸富建設の諸富賢一(もろどみ けんいち)です。
「みんなが集まるような家になって、うれしい!」と言われるような、家族が"笑顔"になることが、わたしのよろこびです。そのために、「いろんなことを頼みやすい」と言われるように、心がけております。
わたしは「親切」を使命と掲げています。
その理由は、わたしの生い立ちと深く関係しております。
よろしければ、わたしの使命についてご興味もっていただけたら幸いです。

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【現在に至るきっかけの記憶】
わたしの父は、工務店の仕事をしながら、兼業で農家もしていました。
平日は現場、土日は田んぼ。休みなく働いていました。
父は、どちらかというと、すべて自分中心。家に居るときも父は、一人でいる時間が好きでした。テレビを見たり、晩酌したり。
口数が少なく、自ら話すタイプではありません。
そのため、小さい頃わたしは父と一緒に遊んだ記憶がほとんどありません。
「背中に乗ってくれ」「肩をたたいてくれ」「足の裏、踏んでくれ」という会話しかありませんでした。

小学生のころは「ちょっとついて来い」「手伝ってくれ」と父に言われて、お客様の現場によく行ってました。切りくずを拾ったり、片づけを手伝ったり。
現場でお客様と会うと、父はニコニコ話しています。
お客様も「お父さん、まじめで熱心で、安心して任せられる」と言うのです。家と仕事場の顔が違うなぁと思いながら、「やっぱり、すごいなぁ」「信頼されてるなぁ」と感じていました。

ある日、父に現場の片付けに連れていかれた時のことです。
「あんた、えらかねぇ」とお客さんからお小遣いをいただきました。1,000円がティッシュで包んでありました。
実は仕事の手伝いをする際、父は必ず私にお小遣いをくれました。ですが、自分がしたことで相手に喜んでもらえた、ということが分かったこの時は、わたしの中で、とても記憶に残っています。
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【見守られた行動パターン】
わたしの母は、平日は家具の資材をつくる工場で、フルタイムで仕事をしていました。
一方、休みの日は父と一緒に農業。
さらに、わたし達3人の子どもを育てる。パワフルな母でした。

わたしは、小さいころ落ち着きがなく口も悪かったため、父によく叱られて家を追い出されていました。その度、カッとなって友達のところに行くか、小学校の体育館の道具置き場に行って過ごしていました。
「帰って来んね」
母は、わたしの行動を把握していたので、友達のところにいなかったら、体育館へ迎えにきてくれていました。半分は怒っていましたが。。。

また、母は毎朝、早起きをして弁当を作ってくれました。友達の弁当は殺風景なものも多い中、母の作る弁当は色合いも綺麗で、品数も多く自慢の弁当でした。
わたしの高校生時代はアルバイトで、いつも帰宅は夜10頃。翌日がどんなに早くても、わたしが帰宅するまで起きてまっていくれていました。
何をしても黙って見守り、わたしの自由と意志を尊重してくれる、母でした。

【ひとりよがりの性格が変わりはじめる】
わたしは、姉妹に囲まれて育ったので、男の兄弟にあこがれていました。
そのため、6歳上の従兄と遊ぶのが楽く、従兄にとても懐いていました。
従兄は、頭も良くてスポーツも万能。バドミントンをしたり、勉強を教えてもらったりしました。電車を見に行ったり、いろんなところに連れて行ってくれました。わたしを自分の弟のように、可愛がってくれました。

幼少期のわたしは、自己中心的で、自分の思う通りにならないとすぐに腹をかくタイプ。
所属していたサッカーチームで、ワンマンプレーをする友人に注意すると、口が悪いのでケンカばかり。終いには練習にも行かなくなり、レギュラーから外される始末。

ところが、そんな自己中心的だったわたしでしたが、憧れの従兄のおかげで小学校6年生くらいから、お世話好きに。
人間性が変わり、穏やかな感じになったと言われるようになりました。
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~高校時代~【仕事の楽しさを知ったアルバイト、そして進路】
大川市は、家具が有名な街です。
その影響か、わたしは家具のデザインやインテリアコーディネートに興味がありました。
そういう仕事につきたくて、工業高校へ進学。インテリア科で家具やデザインを学びました。建築よりはデザインが好きでした。

高校生の時はアルバイトに専念しました。大きなスーパーや弁当屋さん、家具の材料を塗装する会社などを自分で見つけてきては、色んなアルバイトをしました。
わたしは、特に'人'に興味があり、お客様と接する仕事が好きだと気付いたのは、今思えばこの時期のアルバイト経験からかもしれません。
スーパーのバイトでも、ノルマがあった販売を任されていました。
何もわからないながらに、「これおいしいみたいですよ」「今人気があって一押しですよ」などと、笑顔だけは心がけて一生懸命に販売。
そうしていると、「高校生なのに頑張ってるねぇ」とお客様に一生懸命さが伝わって買ってもらった経験は、もちろん嬉しかったですし、ありがたい気持ちになりました。
それで、お客様と接する事もどんどん楽しくなっていきました。

高校2年生から3年生までは、別のスーパーの青果店のアルバイトをして、バイトリーダーを経験。販売価格の設定や売り方などを任せられるほどに。
ある時、傷んだ果物をカットし詰め合わせパックにして、少し安く売りました。このままではもったいないなと思ったところからのアイデア。それが、思いのほか売れる大人気商品に。自分のアイデアが売上に貢献する楽しさも知りました。
高校時代でも、父の仕事の手伝いをしていました。
とある日のこと、お客様が「この部屋に収納棚を付けて欲しい」と言われました。
すると、父は「そこになにを収納するのですか?」と質問。
お客様は「なにもないです(笑)」という答えに父は「収納がなければ、この部屋は 広く使えますよ」と。
父は、お客様の要望であれば、何でもするというタイプではありませんでした。
お客様が後に後悔しないよう、住みやすさを考えて進言していました。

自分のこだわりを押し付けもせず、お客様の言いなりでもなく、住む人が住みやすいように提案している姿を「プロってこんな感じなのだな」と子どもながらに感心したのを覚えています。

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~社会人へ~【父のあとは継がずに、別業界へ。しかし・・・】
高校を卒業後、父の仕事を継ごうという気持ちは、全くありませんでした。
就職したのは、運送会社。勤務先は、神奈川でした。
神奈川に向かうとき、父は「なにかあったら、いつでも戻って来い」と言ってくれました。

いざ、働いてみると月100時間以上の残業。
早く終わっても、定時まで残っていなければなりませんでした。
非効率で理不尽な会社体制について当時の上司に話をしても、取り合ってくれません。
「なんだよ、人の言うことを無視して」
納得いかない仕事で、半年で辞めてしまいました。

わたしは地元大川に戻り、オーダーメイドで家具をつくる会社に入りました。
自分で設計して、1から家具をつくるのはとても楽しかったです。
でも、工場の人以外人と触れ合うことがありません。つくったものを使ってくれる人が見えない、感想も聞けないので、なにか物足りない。。。
「なんか、自分に合っていないなぁ...」
そんなことで、その会社も半年で辞めてしまいました。

その後、家で就職雑誌を見たり、職業安定所に行って仕事を探していました。「どんなのが自分に向いてるのか?」そう自問自答しながら。
3ヵ月ほど職を探していたとき、父が「お前、そげんぶらぶらしとるなら、手伝わんか」とわたしに声をかけてきました。
最初、次が見つかるまでと思っていたので、「やることないけん、よかよ」となんとなく返事をしました。

しかし、最初のうちは父と一緒に現場に行くのが嫌でした。
わたしの変なプライドもあり、連れられて行ってる感があったからです。現場では、「あれしろ、これしろ」言われて作業しているだけ。分からないことは、職人さんに聞いて覚えていました。しかし、やはり自分で何かをつくることは楽しいと再認識しました。

あとを継ぎたい、と思い始めたのは、21歳くらいのときです。小中高と現場に行って仕事をして楽しかったことが、染み付いていたのかもしれません。
さらに、お客様から「よう頑張ってるね」、「諸富さんの息子さんね」と声をかけられることが嬉しかったです。
21歳のときに、父に「このまま継ぐから」と言いました。
父は「ああ、そうか。おまえがしたかことせんか」というだけでした。
そこからは、父とはよく仕事の意見の食い違いで、言い合いをしました。父の感覚とわたしの感覚が違うので、ぶつかり合うことはよくありました。
父は昔の大工の感覚。わたしは「このお客様には洋風のイメージが合うのに!」という感覚。
わたしは自分の考えを押し通そうとしました。ところが、「ここは、こんな風にせないかん!」と言うと、父が社長なので父の意見が通ります。歯がゆく、悔しく思う事は、よくありました。

~諸富建設を継承~ 【父が倒れ、社長を継承。そして、自分の使命に気付く】
父が、59歳のときに、脳出血で倒れました。そのまま父は大工を引退し、わたしが社長になりました。34歳のときです。
その時、半分はプレッシャー、半分は嬉しい。というのが正直な気持ちでした。
わたしなりの理想がありましたから。
ただ、プレッシャーは、職人さんもいたので、本当に自分が経営できるのか?という不安はありました。

わたしが社長になってすぐのころ、お客様と接していて、なかなか自分のアドバイスを聞いてもらえなかったことがありました。
年配のお客様で、木工業界に関わっている知識のある方でした。
家具の素材について、「あんたは勉強不足だからわからないだろうけど。これは私が言ってるのとは違う等級だ」と言われてしまいました。
どう見ても、わたしが思っている等級です。しかし、立場的にもそこを強くこだわって言うことができませんでした。
これ以上言うとケンカになってしまう勢いだったので「すいません、私の勉強不足で」と折れました。「違う材料を持ってきます」と言いました。
商談が終わった後、悔しくて、悔しくて...
「なんで、間違っていないおれが、折れなければならないんだ」

これまで父がいた時は、わたしは自分の意見を通していました。お客様の間違いを「間違っています」と指摘し続けて、うまくいかないことがありました。お客様も正しいと思っているから。
父に対する甘えがあったのかもしれません。責任は父がとってくれるからと、自分の意見を通していたのです。
今は、もう父は社長ではない。自分が全面に出て、すべての責任を自分が負う。そう思ったとき、なにか冷静になれたのです。
「お客様も間違うこと、あるよな」「自分の常識とお客様の常識の違うこともあるよな」
そう思ったとき、自分のことを笑ってしまいました。

そうか、自分の思うようにならないとイライラしたり、自分の意見が通らないと、悔しいと思ったり、相手が間違っていると、間違っていると指摘したり、全く相手への親切さがなかった。相手の気持ちに寄り添う事が欠けていたのか・・・

わたしは、恥ずかしくなりました。その瞬間、それまでの過去のことが一気に見えた気がしました。
小さいときに、自分の思うようにならないと、相手のせいにして言いたいことを言ったとき、少しでも思いやりがあったら...
小学6年生のとき、ワンマンプレーをする友達にケンカ口調で言うのではなく、少しでも相手の気持ちへ寄り添う親切さがあったら...
父と仕事で意見の食い違いがぶつかっていたとき、父の考えを聞くという謙虚さがあったら...
わたしには、人に対する「親切さ」が欠けていたのです。
この体験から、わたしは、【親切】を使命と掲げることにしました。

~社長継承後~【お客様に寄り添う大切さ】
自分の使命に気付いてから、仕事と向き合う態度も変わりました。
「あなたは勉強不足だ」と仰られたお客様は、家が完成した後、「食事を作るので、来てください」と言っていただけるような間柄になっていました。
それ以来、何でも正解が良いとするのではなく、お客様に寄り添うこということは?を考え、行動するようになりました。

わたしが社長になって、新築を頼んでくれた第一号は、昔から憧れていた従兄でした。
自分がどういった仕事をするか知らないのに、わたしという人間性を信頼して依頼してくれたことに、とても感謝しています。

それから、仕事に自信とやる気がわいてきました。実績が自信となり、仕事も少しずつ回るようになってきました。
わたしなりの家づくりの考え方を形にしてみようと思い、ホームページも作りました。
39歳のときです。
それから、おかげさまで、安定して仕事をいただけるようになってきました。

ある時、初めてホームページを作ったころのお客様F夫妻に、なぜわたしに家づくりを頼んだのか?思い切って聞いてみました。

「諸富さんやったら自分たちの意見も言えるし、アドバイスも的確だし、信頼できるから決めました」
「いろんなところに気づかいがある。周りに目配りする。業者さんにもお客様にも同じように心遣いされてますよね」
「主人が独立するって決めてからも、諸富さんが沢山アドバイスしてくれて、今があることが一番良かった」

心からこの仕事をやっていてよかったと思いました。F夫妻と長いお付き合いが現在でもできていることが、本当に幸せです。

またF夫妻からは、このように喜んでいただきました。
「みんな居心地がいいって言ってくれます。叔母たちも、里に行かずここに泊まって行くんです(笑)」
「お母さんの兄弟や友達が集まったり、人が沢山来れるようなお家にしたかったんですけど、実際いっぱい来てくれるからうれしいです(笑)」

他にも、新築工事をさせていただいた30代のご夫婦にもお話を聞く機会がありました。
「最初はイメージがあんまりわかなくて。打合せの中で、ちょいちょい相談して変えてもらったりとか、えらい良くしてもらいました(笑)」
「子どもたちが、家の中で元気で遊ぶのを見るのが、とても楽しいですね!!」
「今回、『いい人がにじみ出ている』と思って、諸富さんに頼んで、大正解だったね(笑)」

このように、若いご夫婦にも喜んでいただき、とても嬉しくなりました。

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~これからの諸富建設~
【はじめまして、からその先もずっと】
「様々な要望や話をちゃんと受け止めて聞いてくれてる大工さんがいたらなぁ...」
「長年付き合えそうな大工さん、建築後も頼みやすい大工さんがいたらなぁ...」
「要望を嫌な顔をしないで聞いてくれる大工さんがいたらなぁ...」
「適切なアドバイスもしてくれる大工さんがいたらなぁ...」
このような方に、この物語を読んでもらいたいと思っています。
そして、「すごく親切に話を聞いてもらえそうだ」と感じていただけたら、とても嬉しいです。
そのためにも、【親切】を使命に掲げて行動していきます。

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スタッフ紹介

諸富 賢一代表取締役社長
諸富 賢一 (もろどみ けんいち)
♦建築士
出身地:大川市
好きなこと:晩酌・温泉に入る
好きな場所:ホームセンター
一言:何でも話せる、「横ジワしか無いですよね!」
といわれる大工です!笑
横ジワには歴史があります。ぜひ、お気軽にご相談ください。


横尾 美香お客様サポート・ホームディレクター
横尾 美香 (よこお みか)
♦窓マイスター・実務者研修・整理収納アドバイザー
出身地:大分県
好きなこと:植物鑑賞・目新しいお菓子をみつけること
好きな場所:道の駅・コスメコーナー・お菓子コーナー
(子どもから、「店内で見失ってもお菓子コーナーにいけば母は見つかる」と言われます)
一言:家づくりにおいてのサポートをさせていただきます。
自らの家づくりの失敗・子育て・福祉職歴から
ご提案に活かせる事もあるかと思います。
女性ならではの視点できめ細やかなサービスを目指します。

スタジオ併設社屋

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延べ床面積:94.57㎡

仕事柄、商品のお写真を撮ることも多いため自社屋にて撮影も行えるようにと事務所倉庫にスタジオも併設しました


【プランニングでのポイント①】ホワイトで統一された部屋 商品を際立たせるためにあえて背景はホワイトで統一。床はモルタル調でシックに。 スポットライトは向きを変えて自由自在に光をコントロール。 日中降り注ぐ太陽の光だけでもやわらかな印象のお写真が撮れるよう設計しました。
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【プランニングでのポイント②】 ラワン合板をはり、倉庫の概念を覆すかのような空間になっています。 倉庫の奥にストックヤードがあり、壁には工具などかけられるパンチングボードを設置。仕事のしやすさにもこだわりました。
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【プランニングでのポイント③】塗り壁とサイディングのコラボレーション 塗り壁ならではの、凹凸や陰影の存在感とサイディングをコラボした外観。 サイディングをほどよいアクセントに、美しくまとめました。
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人がいっぱい集まる家

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延べ床面積:154.02㎡
敷地面積:274.74㎡

お施主様のご要望:沢山人が集まる家にしたい!とのご要望からお客様をお通しする動線にもこだわりました。ついつい長居したくなるような落ち着く雰囲気に。


【プランニングでのポイント①】大人がたくさん集まっても窮屈さを感じない
和室とリビングには段差を設けず扉で仕切るようにし、沢山人が集まる時には扉を開けて一間続きのような大空間を演出できます。
家族がたくさん集まっても窮屈さを感じず、むしろ居心地の良さが最高です。
リビング天井は高くとっています。

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年数が経って悩みの種の一つでよく聞くのがウッドデッキの劣化です。
こちらではセランカンバツ材で造られた、ひろ~いデッキが自慢です。
奥様の趣味のガーデニングも映えます。
セランカンバツ材は耐久性と強度に大変優れており、ウッドデッキに最適です。

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【こだわりポイント②】ホワイトを基調に。目の届くキッチン

お客様にも目が届き、食材や調理器具もどこにあるか一目瞭然のまさに奥様のテリトリー!
使い勝手の良い明るいキッチンは無駄のない動線でお客様と会話をしながらでもストレスフリーに調理ができます。
キッチンカウンターの目隠しには天然木を使用。
キッチンカウンターは社長自ら造作いたしました。ニッチには素敵な小物を並べて・・・♪

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住むほどに「味わい」が増す家

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延べ床面積:149.20㎡
敷地面積:386.48㎡
お施主様のご要望:たっぷりと自然を感じたい!


【プランニングでのポイント①】設計士とつくる家

自然素材をふんだんに使用し、自然光も計画的に取り入れて、気持ち良い空間、快適な間取りにするために設計士と共にプランを作りました。


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【プランニングでのポイント②】吹き抜け窓からリビングの様子が分かる二階

2階の個室にいても、1階の家族が感じられるよう、また気軽に楽しく話しかけられるように小窓を作りました。

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【プランニングでのポイント③】暗くなりがちなエントランスもしっかり採光

ふんわりと木々の香りが漂うエントランスはFIX窓で採光も抜群です。
こんなに細身な窓でもしっかり高さがあるので、扉選びによって暗くなりがちなエントランスもとても明るくなります。
すりガラスなので丸見えになるという心配もありません。

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株式会社諸富建設 会社案内

福岡県大川市 株式会社 諸富建設の会社案内です。

社名 株式会社 諸富建設(MOROKEN)
連絡先 郵便番号:831-0007
住所:福岡県大川市道海島260-1
電話:0944-87-7268(代表)
転送:0944-87-7231
設立 昭和50年7月2日
代表 諸富 賢一
業務内容 1.新築
2.リフォーム
3.倉庫・店舗改装

登録・許可 建設業許可番号:福岡県知事許可 (般-2) 第108820号
二級建築士登録:福岡県知事登録     第24059号
取引銀行 福岡銀行 大川信用金庫
営業時間 8:30~17:30
定休日 日曜日・祝日・盆・正月

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個人情報の保護に関する法令およびその他の規範を遵守し、個人情報を適正に取り扱います。

■個人情報の取得
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■個人情報の利用
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■個人情報の共同利用
個人情報を第三者との間で共同利用し、または、個人情報の取り扱いを第三者に委託する場合には、共同利用の相手方および第三者に対し、個人情報の適正な利用を実施するための監督を行います。

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■個人情報の開示・訂正・利用停止・消去
個人情報について、開示・訂正・利用停止・消去などの要求がある場合には、本人からの要求であることが確認できた場合に限り、法令に従って対応します。

■コンプライアンス・プログラムの策定
本個人情報保護方針を実行するため、コンプライアンス・プログラムを策定し、これを研修・教育を通じて社内に周知徹底させて実施するとともに、継続的な改善によって最良の状態を維持します。